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こたつとエアコン、電気代が安いのはどっち?節約になる使い方も解説

こたつとエアコン、電気代が安いのはどっち?節約になる使い方も解説

冬の暖房といえば、こたつとエアコン。どちらを使うと電気代を抑えられるのか、気になる方も多いのではないでしょうか?本記事では、それぞれの電気代や暖まり方の違いに加えて、実際の使い分けで節電効果を高めるコツを紹介します。両方使った経験をもとにまとめていますので、初めて導入する方の参考になれば幸いです。

こたつの電気代と特徴

こたつ最大のメリットは電気代の安さです。一般的な家庭用こたつ(消費電力300W前後・温度自動制御機能つき)なら、使用状況にもよりますが1時間あたり約2~5円程度が目安です。サーモスタットが働き断続的に通電するため、常時フル稼働ではありません。少ない電力で足元からじんわり温まり、体感的な「ぬくもり」はかなり高めです。「こんなに安いの?」と驚く方も多いはず。

ただし、こたつには意外な落とし穴もあります。まず上半身が冷えやすい点。長時間こたつに入る場合は、肩掛け・厚手パーカー・ルームベストなどで上半身も保温しましょう。さらに、こたつ布団に潜り込み「顔だけ出す」姿勢でダラダラし始めると、抜け出せなくなりがちです。そのまま寝落ちすれば脱水や体温低下のリスクもゼロではありません。快適さゆえの“魔のアイテム”なので、時間を決めて使うのが安心です。

こたつで鍋パーティを楽しむ女性

出典:photoAC

エアコンの電気代と特徴

一方、エアコンは部屋全体を均一に暖められるのが強みです。機種・外気温・設定温度によりますが、1時間あたりの電気代はおおむね約10~30円が目安。こたつより高くつくものの、家族全員がいるリビングや作業スペースを暖めるにはやはり頼りになります。

注意したいのは、エアコンは起動直後の立ち上がり時に電力を多く消費する点です。「寒くなったらオン、暑くなったらオフ」を繰り返すと逆に電気代が増えることも。おすすめは、一度しっかり暖め、その後は弱運転または自動運転でキープする使い方です。

最近のエアコンにはスマホアプリ連動タイプもあり、外出先からの遠隔操作、室温確認、さらには疑似サーモグラフィで室内状態をチェックできる機種も登場しています。お子さまや高齢者の見守りにも活用できるので、買い替え検討時は機能もチェックすると便利です。

エアコンの温度設定を確認する様子

出典:photoAC

こたつとエアコンを併用して節電効果アップ!

「こたつ派かエアコン派か」で迷うより、併用が最も効率的なケースが多いです。おすすめ手順は次のとおりです:

  1. まずエアコンで部屋全体を暖める(設定20~22℃目安)。
  2. 室温が安定したらエアコンを弱運転または省エネ運転に切り替え。
  3. こたつで足元・下半身を集中加温 → 体感温度アップで設定温度を下げても快適。

さらに、暖気の循環を高めたい場合はサーキュレーター併用も有効です。詳しい体験談はこちら:サーキュレーターは冬にも効果あり?30畳の部屋で使ってみた結果

なお、こたつは快適すぎて抜け出せなくなる「誘惑」があります。長時間ダラダラを避けたいなら、タイマー利用や食事後すぐリセットなど「使うルール」を決めておくと良いです。

まとめ:生活スタイルに合わせて賢く使い分けよう

  • こたつは省エネ(約2~5円/時)&足元重視のスポット暖房。
  • エアコンは全体暖房だが電気代は高め(約10~30円/時)。
  • 「最初エアコン→維持はこたつ」の併用で節電と快適さを両立。
  • 上半身・乾燥対策(加湿器・着る毛布)も組み合わせると◎。

暖房コストを抑えながら冬を快適に過ごすには、どちらか一方ではなくシーンに応じた使い分けがポイントです。家族構成・部屋の広さ・過ごし方に合わせて、最適な組み合わせを見つけてみてください。

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