厚着で暖房代を節約できる?実際に試してみた結果
冬の暖房代は家計を圧迫する大きな原因のひとつです。「暖房を使わずに厚着で我慢すれば節電になる」と考える方も多いでしょう。そこで今回は、実際に厚着だけで過ごした体験談と、エアコンとの使い分けによる節電効果をご紹介します。
出典:photoAC
厚着だけで過ごすとどうなる?
私は、室温18℃の部屋で「厚着で乗り切る」生活を試しました。ヒートテック上下、フリース、裏起毛パンツ、靴下2枚と、かなり着込みました。しかし座って作業をしていると、徐々に体の芯が冷えてきます。手先も冷たくなり、集中力が落ちる感覚がありました。
さらに、動きにくいし一部だけ暑くなるなど不快感もあり、1時間もすれば限界でした。確かに暖房をつけない節電は電気代ゼロですが、快適さや作業効率を考えると、長時間続けるのは厳しいと実感しました。
エアコンの電気代はどれくらい?
一方で、エアコン暖房の電気代は1時間あたり約10〜30円。電気毛布やこたつに比べると高めですが、部屋全体を均一に暖めるには最適です。
ただし起動直後に最も電力を消費するため、「短時間で一気に暖め、その後は弱運転でキープ」するのが節電のコツ。さらに、サーキュレーターを併用すれば、より早く暖まります。詳しくはこちら:サーキュレーターは冬にも効果あり?30畳の部屋で使ってみた結果
出典:photoAC
おすすめの節電バランス
- 室温は18〜20℃程度を目安に設定
- 厚着+ひざ掛けやルームブーツで保温
- 最初はエアコンで一気に暖め、その後は弱運転
- 加湿器を併用して体感温度アップ(湿度40〜60%)
さらに、真冬は温かいスープやコーヒーで体を内側から温めるのも有効です。
まとめ:厚着と暖房、両方を賢く使おう
厚着だけでは体が冷えやすく、逆にエアコンだけでは電気代がかさみます。大切なのは「バランス」です。最初はエアコンで快適な温度にして、あとは厚着やひざ掛けで保温。この工夫で、快適さと節電の両立が可能になります。
特に足元は冷えやすいので、先に足元重視で暖房器具を検討するのもおすすめです。暖房代を節約しながら冬を快適に過ごしたい方は、ぜひ試してみてください。
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