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「厚着 vs 室内暖房、どっちが節電になる?実際に試してわかった最適なバランス」

節電

厚着で暖房代を節約できる?実際に試してみた結果

冬の暖房代は家計を圧迫する大きな原因のひとつです。「暖房を使わずに厚着で我慢すれば節電になる」と考える方も多いでしょう。そこで今回は、実際に厚着だけで過ごした体験談と、エアコンとの使い分けによる節電効果をご紹介します。
実験のため「厚着」のみで過ごしてみましたが、皆さんはマネしないでください。
風邪ひきますよ。

厚着をして寒さに耐える男性

出典:photoAC

厚着だけで過ごすとどうなる?

私は、室温18℃の部屋で「厚着で乗り切る」生活を試しました。ヒートテック上下、フリース、裏起毛パンツ、靴下2枚と、かなり着込みました。しかし座って作業をしていると、徐々に体の芯が冷えてきます。手先も冷たくなり、集中力が落ちる感覚がありました。
特に足先は靴下2枚といえども冷たくなる速度がほかの個所より早いです。
逆にお尻周りの下半身がこもって暑くなり不快でした。

さらに、動きにくいし一部だけ暑くなるなど不快感もあり、1時間もすれば限界でした。確かに暖房をつけない節電は電気代ゼロですが、快適さや作業効率を考えると、長時間続けるのは厳しいと実感しました。

厚着の限界と「冷えのリスク」

実際、厚着による保温には限界があります。特に「末端冷え性」の方は、靴下を重ねても足が冷え切ってしまいがちです。冷えは免疫力の低下や血行不良を招くため、体調管理の面でも注意が必要です。 体が冷えると人間の動きも鈍くなり、動くことも億劫になってきますのでいいことがないです。

また、気温が10℃を下回るような地域では、室内でも厚着だけでしのぐのは非現実的です。家庭内でのヒートショックのリスクも無視できません。

エアコンの電気代はどれくらい?

一方で、エアコン暖房の電気代は1時間あたり約10〜30円。電気毛布やこたつに比べると高めですが、部屋全体を均一に暖めるには最適です。

ただし起動直後に最も電力を消費するため、「短時間で一気に暖め、その後は弱運転でキープ」するのが節電のコツ。さらに、サーキュレーターを併用すれば、より早く暖まります。詳しくはこちら:サーキュレーターは冬にも効果あり?30畳の部屋で使ってみた結果

エアコンの温度設定を操作する様子

出典:photoAC

おすすめの節電バランス

  • 室温は18〜20℃程度を目安に設定
  • 厚着+ひざ掛けやルームブーツで保温
  • 最初はエアコンで一気に暖め、その後は弱運転
  • 加湿器を併用して体感温度アップ(湿度40〜60%)

さらに、真冬は温かいスープやコーヒーで体を内側から温めるのも有効です。湯たんぽやホットカーペットなど、局所的な暖房器具との併用も節電には役立ちます。

まとめ:厚着と暖房、両方を賢く使おう

厚着だけでは体が冷えやすく、逆にエアコンだけでは電気代がかさみます。大切なのは「バランス」です。最初はエアコンで快適な温度にして、あとは厚着やひざ掛けで保温。この工夫で、快適さと節電の両立が可能になります。
好き嫌いが分かれると思いますが、白湯をゆっくり飲むというのが一番お金もかからないし健康的にもいいです。
苦手な方は、レモン汁を入れてほっとレモンなどにするとリラックスしながら暖かくなれますよ。

特に足元は冷えやすいので、先に足元重視で暖房器具を検討するのもおすすめです。暖房代を節約しながら冬を快適に過ごしたい方は、ぜひ試してみてください。

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