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加湿器は本当に必要?実際に使ってわかった意外なメリットとデメリット

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加湿器って本当に必要?使ってわかった意外なデメリットと対策

冬になると、エアコンや暖房によって室内が極端に乾燥する日が増えてきます。喉の痛みや肌荒れ、風邪予防などを理由に加湿器を使い始める家庭も多いのではないでしょうか。
私の家では、床暖房を使用するため乾燥が顕著にあらわれます。

ハンドクリームで乾燥をケアする女性のイラスト
出典:Adobe Stock

私の家でもダイキン製の加湿器を導入し、毎年冬に稼働させています。使ってみて「やっぱり加湿器は必要だな」と感じた一方で、思っていたよりも大変だったこと・デメリットもはっきり見えてきました。

加湿器のメリット:乾燥対策には確かに効果あり

まずメリットとして、加湿器を使うと室内の湿度を一定に保ちやすくなります。
加湿器がない時期は、朝起きると喉がイガイガしたり、唇が乾燥してひび割れることもありましたが、加湿器を使ってからは明らかに症状が軽減されました。

特にエアコン暖房との併用では、加湿器がないと部屋が乾燥しすぎて不快になります。体調管理のためにも、あると安心できる存在です。

ただし実際に使ってみて分かったデメリット

■ 水の補充がとにかく大変

私が使用しているダイキンの加湿器は、パワフルな分水の消費も激しく、冬場は毎日タンクに水を補充する必要があります。
「またか…」と思いながら重たいタンクを持ち運ぶのは、忙しい日々の中では地味にストレスです。

加湿器をど真ん中に置いている家庭は少ないと思いますので、ついつい忘れがちになったりします。

■ 水を入れずに放置すると不衛生に

うっかり水を入れずに加湿器を放置すると、タンクや内部に残った水が腐って水槽のような嫌なにおいが発生します。
さらに放置を続けるとカビの発生や雑菌の繁殖にもつながるため、注意が必要です。

我が家では、すぐに水槽のようなにおいが発生するようになり、加湿よりも匂いがひどく、買い替えようか悩んだ時期もありました。

■ 洗浄を怠ると、加湿器から嫌なにおいが…

タンク部分だけでなく、加湿ユニットや給水トレイなども定期的につけ置き洗浄をしないと、加湿器全体から不快な臭いが漂ってくることがあります。
衛生的に使うためには、こまめなメンテナンスが必須です。
機種によると思いますが、分解して重曹やクエン酸などでつけ置きを何度もおこなったらだいぶ匂いがましになりました。
※機種によりクエン酸などを使用できないものがあると思うので説明書などで確認してからつけ置きなどを行ってください。
メーカーが使用を禁止しているものを使用した場合、悪化する恐れがあります。

加湿をしない時期はしっかりと水を抜き、しっかりと乾燥させてから保管しないと次に使用するときに大変な思いをします。

加湿器は便利だけど「ズボラ向きではない」

こうした点から、加湿器は手入れを前提とした家電であると実感しました。
水の補充や清掃を定期的に行える人にとっては便利ですが、「使いっぱなし」で済ませたい人にとってはかえってストレスになる可能性もあります。

しかし、加湿器なしでは冬の乾燥対策が難しいです。

加湿器なしで代用できる方法は?

加湿器の代用としては、濡れタオルを部屋に干す室内に観葉植物を置くお湯を沸かすなどの方法もあります。
これらは手間は少ないですが、加湿効果は限定的なので、湿度管理の精度を求めるなら加湿器が最も確実です。

古い基準の家でしたら、乾燥を気にする必要がありませんが、最近の住宅基準では乾燥対策は必須です。石油ファンヒーターが使えないと言われた家では確実に乾燥します。
私はこの家に住む前は乾燥とは全くの無縁でしたが、この家に住んでからは乾燥で肌がカサカサになったりしだしたので、今まで気にしていなかった人も注意が必要です。

まとめ:加湿器のデメリットも理解して上手に活用しよう

加湿器は乾燥対策として非常に効果的ですが、水の補充の手間・カビやにおいのリスクといったデメリットも抱えています。
実際に私も、使い始めてから「これは少し面倒だな…」と感じる場面が何度もありました。

とはいえ、冬場の乾燥を防ぐためには非常に心強いアイテムであるのも確か。
というより加湿器がないと肌がボロボロになるので必須です。
「清掃・補充をこまめに行えるかどうか」を考慮して、加湿器の導入を検討してみると後悔が少ないと思います。

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