冬の電気代、6万円超えは当たり前?
私は新築(もう3年目ですが)に住んでいます。冬になると毎年悩まされるのが電気代。床暖房を導入してからというもの、寒さ対策は完璧になった一方で、1ヶ月の電気代が6万円近くになるのが当たり前になってしまいました。
特に冷え込む12月から2月にかけては、一度スイッチを入れると春先まで基本的にはずっとつけっぱなしです。床暖房は空気を汚さず、足元からぽかぽかと温まる理想的な暖房ですが、そのぶん電力消費もかなりのもの。
それでも正直なところ、私は「節電を本気でやろう」と思ったことはありませんでした。「寒いから仕方ない」「これが快適な生活のコストだ」と割り切っていたんです。
それでも、ちょっとした工夫で電気代が減った
そんな私が、ふと「何かできることはないかな」と思ったきっかけはSNSの投稿でした。「断熱シートを貼るだけで電気代が下がった」「隙間テープが思ったより効く」といった声を目にして、「それならやってみようか」と軽い気持ちで試してみることにしたんです。
私が実際にやったことは、以下の2点だけです。
- 窓ガラスに断熱シートを貼る
- 玄関や室内ドアの隙間に隙間テープを貼る
どちらもホームセンターやネットで数百円〜千円程度で手に入る安価なもの。取り付けも自分ひとりで、10〜15分もあれば終わりました。
結果は…数千円の節約に成功!
実際にやってみた月の電気代は、いつもより約5,000円ほど安くなっていました。何かを我慢したわけでもないし、床暖房の使用を減らしたわけでもありません。
にもかかわらず、明らかに空気の冷え込みが減っていて、室温が外の寒さに引っ張られにくくなっていたのです。「あれ?家の中が前より冷えないな」と思えるくらいの変化でした。
このとき初めて、「電気を節約するのではなく、熱を逃がさないことがこんなに効果あるのか」と実感しました。
最近の家は基準がかなり厳しく、昔の家よりも高気密高断熱になっています。
もう窓も〇〇重が当たり前になってますよね。 私も窓選びで驚きました。
しかしいくら高気密高断熱でも隙間はありますし、いくら〇〇重窓でもガラスはガラスなのでやらないよりは効果がでます。
節電=我慢じゃなくてもいい
私のように「節電なんて面倒」と思っていた方にこそ、まずはこうした手軽な断熱対策をおすすめします。確かに一時的なコストは発生しますが、翌月以降の電気代にすぐ反映されるのが嬉しいポイントです。
しかも、快適さはそのまま。むしろ家全体が暖かくなったような感覚で、体にも優しい。小さなことでも、確実に生活は変わります。
まとめ:床暖房ユーザーこそ、断熱対策を
床暖房は一度使い始めるとスイッチを切る機会がほとんどありません。だからこそ、熱を効率よく保つための工夫が節約に直結します。
断熱シートや隙間テープのようなシンプルなアイテムでも、効果は十分。これまで節電を意識していなかった私でも、5,000円の差が出たのですから、きっと誰にでもできると思います。
「光熱費を減らしたいけど、我慢はしたくない」そんな方は、ぜひ今日から取り組んでみてください。
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